セミナー 管理ツールについての記述

セミナーとは、専門性の高い授業を、少人数で行う形態のことである。日本の大学、大学院などにおいては「ゼミ」という略称が広く用いられる。

「こんなソフトもあったのか」と思っていただき、やがては会社や家庭で実際にためしてみられるように、できるだけ数多くのソフトをサーベイすることである。
パソコンと電話それではパソコンを遊ばせないためにはどうしたらよいだろうか。
もっと積極的に、二四時間フルにパソコンが働いている状況を作り出すためにはどうしたらよいだろうか。
そんな方法があるのかと思われるかもしれないが、探せばあるものである。
話の出発点として、さっそく、パソコンにとっては厳しいこの二四時間働きづめのためのソフトを紹介しよう。
ところでパソコンがほこりをかぶってしまうのは問題ではあるが、逆にパソコンはそんなに働く必要はあるのかという疑問もある。
たとえばオフィスの電話を考えてみよう。
オフィスではどの机の上にも電話がある。
しかし一日中電話が使われていることはない。
すべての電話がいつも使われていたなら、うるさくて仕事にならないし、また、外からかけるといつも話し中になってしまう。
電話ならば、使われずにじっとしていても誰からも文句をいわれないから不思議である。
しかし、パソコンはそうはいかない。
誰も使わないでいると、「高いお金をかけてもったいない」という文句が聞こえてきそうである。
何年か前に米国のマイクロソフト社を訪問したことがある。
マイクロソフト社はMS‐DOSやウィンドウズそしてさまざまなパッケージソフトを開発、販売している世界最大のソフトハウスである。
そのときに聞いた話では、同社では新しいパソコンを購入して電源を入れると、あとは壊れるまで電源をつけっぱなしにしているということである。
また、私のオフィスには大学の備品であるワークステーションが設置してあるが、一年中、電源が入ったままである。
ワークステーションはパソコンの兄貴分にあたるコンピュータであり、現在のところは、大学や研究所などでコンピュータの専門家が研究の道具として利用している高機能なコンピュータである。
このワークステーションは毎日、帰宅時に電源を切るよりも、つけっぱなしにしていたほうが故障が少ない。
電源をつけっぱなしにしていたときの電気代よりも機械が故障したときの修理代のほうが高くつくということである。
電源をつけっぱなしにしたときの大きな問題点はディスプレイである。
ディスプレイ上にずっと同じ画面が映っていると、その表示されているパターンが画面に焼き付いてしまい、残像が残るようになる可能性がある。
そこで一定時間、パソコンに対して何の操作も行われないと、自動的に画面を暗くしてくれる仕掛があれば便利である。
それがスクリーンセーバとよばれるソフトである。
もちろん、キーボードにさわれば瞬時に元の画面が表示される。
マイクロソフト社のパソコンも、私のオフィスのワークステーションも、このスクリFンセーバソフトが使われている。
スクリーンセーバソフトパソコンの世界ではスクリーンセーバソフトは当初はア。
プル社のパソコン(マッキントッシュ)用に発売されていた。
しかし、MS‐DOSやウィンドウズ用にもスクリーンセーバソフトが発売されるようになった。
実際の例を見てみよう。
いま、外出から部屋に戻ってみると、オフィスの机の上にあるパソコンの画面が図1・5のような画面に変わっていた。
外出の間、しばらくパソコンにさわっていなかったのでスクリーンセーバソフトが働き始めたのである。
カラー写真で見せることができないのは残念だが、じつにカラフルなパソコン水族館の風景である。
画面の左右から次々に新しい魚が泳ぎだしてくるとともに、画面下段の海草類も左右になびく。
画面の絵はたえずランダムに変化して同じ状態のまま長時間とどまることはない。
画面の焼き付きを防ぐには画面を完全に暗くしてもよいが、それでは芸がない。
パソコンを使っていないときに、ランダムな絵を表示することによっても焼き付きを防ぐことができる。
この画面に表示する絵などのことをモジュールとよぶ。
「絵など」といったのは、単純な絵とはとてもよべないようなじつにさまざまな、面白いモジュールが用意されているからである。
たとえば代表的なスクリーンセーバソフトであるyF「Dark(マッキントッシュ版とウィンドウズ版がある)には五〇種類以上のモジュールが含まれている。
それらのモジュールを試すだけでも結構楽しく、パソコンの画面を完全に暗くしてしまうのはもったいないほどである。
一日の仕事が終わったときに、ディスプレイの電源だけを切ればよいだろう。
スクリーンセーバソフトのモジュールをもう少し試してみよう。
図1・6はモジュール一覧の一部を表示している。
それらの中には、星の流れる夜空を表示したり(StarryNight)、画面上に時計が表示されたり、あるいはトースタが次々に画面を横切ったりするものがある。
さきほどの水族館はリストの中のFish!を選択することによって表示されるようになったのである。
オフィスではいくらなんでも、しばらく使われていないパソコンの画面に水族館が表示されたのでは仕事に邪魔だと上司から注意されるかもしれない。
しかし、五〇種類のモジュールの中には上司を感心させる仕掛も数多く含まれている。
たとえば、その一つ、「ステンドグラス」はどうだろうか。
図1・7はこれまたモノクロであるのが残念だが、実際には見事なカラフルなステンドグラスであり、次々にさまざまなパターンに変化していく。
これなら大型スクリーンで壁一面に投影しておきたいほどである。
マッキントッシュの場合もウィンドウズの場合も、ワープロなど他のソフトを実行中に簡単な操作でスクリーンセーバを起動できる。
文書作成に疲れたときに、ステンドグラスをしばらく眺めていると、新しい発想がわいてくるかもしれない。
伝言板のかわりをさせるワープロによる文書作成の途中で昼食の時間になったとしよう。
みなさんならどうされるだろうか?ワープロソフトを一度終了してから出かけてもよいが、昼食から戻ってきて再度、パソコンを起動してワープロソフトの元の画面に戻すのは時間もかかるし、面倒である。
ほうっておけばスクリーンセーバソフトが働いて、指定したモジュールが動き出すのでそのままにしておけばよい。
昼食から戻ってキーにさわればすぐに元の画面が表示される。
しかし、留守の間に作成中の文書を人に見られたくないこともある。
スクリーンセーバソフトにはパスワード機能がある。
銀行のキャッシュカードと同様に、指定したパスワードを入力しないと元の画面が表示されない。
このパスワード機能を設定しておけば安心である。
スクリーンセーバソフトも画面に映し出される絵を楽しむだけではなく、もっと積極的に利用することも考えられる。
その一つは伝言板に使うことである。
Whereaboutという一風変わった名前のスクリーンセーバソフトにはさまざまな場面での伝言板が用意されている。
図1・8は昼食に出かけたときの絵である。
これまた時間がたつにつれてコーラの缶からしずくが漏れだしたり、ハンバーガーがくずれていってディスプレイの焼き付きをふせぐ。
また、画面の左下に表示されているように、誰かが席に立ち寄って留守を知ったときにメモを残すことができる。
図1・9はこのスクリーンセーバソフトに用意されている外出表示用のさまざまな絵のリストである。
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